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適性科目・技術士法・技術士会

技術士法第4章の義務

よく出る高校

19問H23・H24・H25・H26・H27・H28・H29・H30・R1・R1再・R2・R3・R4・R5・R6・R7

技術士法第4章の「3義務2責務」と技術士補の制限を、条文の空欄補充か正誤で問う問題がほぼ毎年、適性科目の1問目に出ます。

よく出る形

  • 技術士法第4章の条文の,見出しや本文の語句を空欄に入れる
  • 第4章の記述の正誤。適切なものを1つ選ぶ,不適切なものの数を答える
  • 具体的な場面で,第4章に照らして適切かどうかを判断する
  • 第4章の位置づけ(法規範か倫理規範か)を空欄に入れる
  • ほぼ毎年,適性科目の1問目。同じ条文を,空欄・正誤・1つ選ぶの形に変えて問う

覚えること

  • 第4章は「3義務2責務」と,技術士補の決まり
  • 第44条 信用失墜行為の禁止(義務):技術士又は技術士補は,技術士若しくは技術士補の信用を傷つけ,又は技術士及び技術士補全体の不名誉となるような行為をしてはならない
  • 第45条 秘密保持義務:正当の理由がなく,業務に関して知り得た秘密を漏らし,又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなった後も同様
  • 第45条の2 公益確保の責務:業務を行うに当たって,公共の安全,環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない(技術士又は技術士補)
  • 第46条 名称表示の場合の義務:技術士の名称を表示する時は,登録を受けた技術部門を明示し,登録を受けていない技術部門を表示してはならない
  • 第47条 技術士補の業務の制限等:技術士補は,技術士を補助する場合を除き,技術士補の名称を表示して業務を行ってはならない。第2項で,第46条を技術士補に「準用」する
  • 第47条の2 資質向上の責務:技術士は,常に,業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ,その他その資質の向上を図るよう努めなければならない
  • 義務と責務の見分け:「〜してはならない」「〜するものとする」は義務,「〜よう努めなければならない」は責務
  • 見出しに入る語:義務・公益・責務・技術部門・制限・準用・資質
  • 第4章は,形は「法規範」,中身は「倫理規範」の性格をもつ(法と倫理をまとめて社会規範)
  • 第59条:秘密保持義務に違反した者は,1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金。告訴がなければ公訴を提起できない(親告罪)
  • 第36条第2項:技術士又は技術士補が第4章の規定に違反した時,文部科学大臣は,登録を取り消すか,2年以内の期間を定めて名称の使用の停止を命ずることができる
  • 第57条:技術士でない者は,「技術士又はこれに類似する名称」を使ってはならない(技術士補も同様)。違反は第62条で30万円以下の罰金
  • 第4章の規定で,直接の刑罰があるのは秘密保持義務だけ。2025年6月施行の刑法等の改正で,「懲役」は「拘禁刑」になった

解き方

  • 語尾を見る。「〜してはならない」「〜するものとする」は義務,「〜よう努めなければならない」は責務
  • 正誤は,条文にない条件や例外が足されていないかを探す
  • 公益と守秘・顧客の利益がぶつかる場面では,公益(公衆の安全)が先
  • 主語が「技術士は」か「技術士又は技術士補は」かを確かめる

ひっかけ

  • 「退職後は秘密保持の制約を受けない」→ ×(やめた後も続く)
  • 「顧客の指示は如何なるものでも従う」「顧客の利益を害するなら守秘義務を優先」→ ×
  • 「技術士補が技術士に代わって主体的に業務を行ってよい」→ ×(補助の時だけ)
  • 「○年の実務経験があれば,登録していない部門も表示できる」→ ×
  • 「登録部門以外の知識を重点的に向上させる」→ ×(資質向上は,業務に関して有する知識・技能の水準を上げること)
  • 公益確保の責務は技術士と技術士補の両方。資質向上の責務の条文は「技術士は」で始まる
  • 「技術士」そのものでなければ,似た名称は使ってよい → ×(類似する名称もだめ)
  • 「秘密保持義務の違反は,告訴がなくても起訴できる」→ ×(親告罪)
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想定問題:1・2・3

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