技術士法第4章の義務 想定問題 2
技術士法第4章(技術士等の義務)の規定に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
第4章の決まりを言いかえた5つの文から,条文どおりの1つを選ぶ問題です。
考え方と解き方
決まりごとに「だれが対象か」と「義務か責務か」を整理して,5つの文と照らします。
①:技術士補は,技術士を補助する場合を除き,名称を表示して業務をしてはならない(第47条)。技術士が不在でも単独ではできず,誤り
②:秘密保持は,技術士又は技術士補でなくなった後も同様(第45条)。登録が抹消された後も続くので,誤り
③:第45条の2は「技術士又は技術士補は」で,「努めなければならない」責務。技術士補も対象で,正しい
④:第46条は,第47条第2項で技術士補にも準用される。「及ばない」は誤り
⑤:第47条の2は「常に」と定めていて,登録後も向上に努め続ける。誤り。正しいのは ③ だけで,答えは ③
ほかの選択肢
①(長期間不在):「技術士が長期間不在なら単独でできる」のような例外は,条文にありません。技術士補は,技術士を補助する場合を除いて名称を表示して業務をしてはなりません。
覚えておくこと
- 第45条の2 公益確保の責務:業務を行うに当たって,公共の安全,環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない(技術士又は技術士補)(テキスト・覚えること)
- 第47条の2 資質向上の責務:技術士は,常に,業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ,その他その資質の向上を図るよう努めなければならない(テキスト・覚えること)
- 義務と責務の見分け:「〜してはならない」「〜するものとする」は義務,「〜よう努めなければならない」は責務(テキスト・覚えること)
- 公益確保の責務は技術士と技術士補の両方。資質向上の責務の条文は「技術士は」で始まる(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和4年度 適性科目 II-1、令和3年度 適性科目 II-1、令和元年度(再試験) 適性科目 II-2、令和7年度 適性科目 II-1
テキスト「技術士法第4章の義務」を読む