情報・アルゴリズムのテーマ一覧へ

基礎科目・情報・アルゴリズム

論理式とド・モルガン

よく出る高校

6問H23・H25・H28・H30・R2・R3

否定のついた論理式をド・モルガンの法則で変形したり、真理値表と同じ論理式を選んだりする問題が出ます。

よく出る形

  • 否定のついた論理式と同じ働きをする式を選ぶ
  • 入力の組合せごとの結果を並べた真理値表を見て,一致する論理式を選ぶ
  • ド・モルガンの変形と真理値表の2型が交互に出る。平成30と令和3は同じ式が出た

覚えること

  • 論理和 A+B は「または」,論理積 A・B は「かつ」,¬A は「A でない」
  • ド・モルガンの法則:¬(A+B) = ¬A・¬B,¬(A・B) = ¬A+¬B。「¬ をかっこの中の1つずつに配って,+と・を入れかえる」
  • 二重否定:¬¬A = A(否定を2回行うと元に戻る)
  • A・¬A はいつでも 0,A+¬A はいつでも 1
  • A と B がちがうときだけ 1 になる式(排他的論理和)は (A+B)・(¬A+¬B),または A・¬B+¬A・B
  • A と B が同じときに 1 になる式は (¬A+B)・(A+¬B),または ¬A・¬B+A・B
  • NAND(論理積の否定):A と B が両方 1 のときだけ 0。NAND だけで,否定・論理積・論理和をつくれる(NOR も同じ)
  • 吸収の法則:A+A・B = A。また A+¬A・B = A+B
  • 排他的論理和 ⊕ は,同じ値で2回行うと元に戻る:(A⊕B)⊕B = A

解き方

  • 否定の式は,外側の ¬ から順にド・モルガンで外していく
  • 例:¬(¬A・¬B+A・B) → ¬(¬A・¬B)・¬(A・B) → (A+B)・(¬A+¬B)
  • 真理値表の問題は,表で結果が 0 になる行を1つずつ選択肢に代入し,1 になってしまう式を消す
  • 表は1つの変数の 0 と 1 で上下に分けると形が見える(x=0 のとき y と同じ,x=1 のとき z と同じ,など)
  • 例:(x,y,z)=(0,1,1) で結果が 0 なら,z だけで 1 になる「x・y+z」は消せる
  • 「どんな値でも成り立つ」かは,A,B に 0 と 1 を入れた4通りを表にして確かめる

ひっかけ

  • X・¬X や X+¬X の形の選択肢は,いつも 0 やいつも 1 になるので,たいてい誤り
  • ド・モルガンで ¬ を外すとき,+と・を入れかえ忘れない
  • A+¬A・B は A・B ではなく A+B(吸収の法則と取り違えない)
このテーマの想定問題を解く

想定問題:1・2・3

このテーマの過去問(このサイトに解説がある 2問)

平成に出た同じテーマ(4問)

このサイトにはまだ解説がありません。年度と題だけです。