ド・モルガンの法則と論理式
解説
ポイント
ド・モルガンの法則で,全体に否定のついた論理式を書きかえる問題です。
考え方と解き方
ド・モルガンの法則は「上線を切って,+と・を入れかえる」です。
「A+B」の否定は A・B,「A・B」の否定は A+B になります。
- 全体は「A・B + A・B」の否定。外側の + に法則を使うと,(A・B の否定)・(A・B の否定)
- 前半:A・B の否定 = A の否定 + B の否定 = A + B(二重否定でもとに戻る)
- 後半:A・B の否定 = A + B
- 合わせると (A+B)・(A+B)
- 確かめ:もとの式は A と B が同じとき 1 なので,その否定は A と B がちがうとき 1。A=1,B=0 を入れると (1+0)・(0+1) = 1 で合う。答えは ②
ほかの選択肢
①・④(X と X の否定の論理積):同じものとその否定を「かつ」でつなぐと,いつでも 0 になります。
⑤(論理和でつないだ形):A+B と A+B を「または」でつなぐと,いつでも 1 になります。
覚えておくこと
- ド・モルガンの法則:「A+B」の否定 = A・B,「A・B」の否定 = A+B
- 二重否定はもとに戻る。X の否定の否定は X
- A と B がちがうときだけ 1 になる式(排他的論理和)は (A+B)・(A+B) とも A・B + A・B とも書ける
出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-2-2(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:情報・アルゴリズム