基礎科目・科学技術史・政策
科学技術基本計画
2問R3・R7
5年ごとの科学技術基本計画の各期の特徴を、古い順に並べる問題です。
よく出る形
- 科学技術基本計画の各期の特徴的な施策を5つ,古い順に並べる(令和3年度は第1期〜第5期,令和7年度は第2期〜第6期)
- どれも並べ替えの形。対象の期が少しずつ変わるが,覚える特徴のことばは同じ
覚えること
- 科学技術基本法は1995年に制定。おおむね5年を期間とする基本計画がつくられてきた
- 2020年の改正で「科学技術・イノベーション基本法」になり,人文科学のみに係る科学技術も対象に加わった。第6期から「科学技術・イノベーション基本計画」
- 第1期(1996〜2000年度):「ポストドクター等1万人支援計画」
- 第2期(2001〜2005年度):「社会のための,社会の中の科学技術」。科学技術と社会の双方向のコミュニケーション
- 第3期(2006〜2010年度):クローン技術や遺伝子組換え食品などを例に,「倫理的・法的・社会的課題(ELSI)」への責任ある取組
- 第4期(2011〜2015年度):東日本大震災からの復興と再生
- 第5期(2016〜2020年度):「Society 5.0(超スマート社会)」
- 第6期(2021〜2025年度):人文・社会科学と自然科学を合わせた「総合知」
- 第6期の投資の目標:5年間で,政府の研究開発投資30兆円,官民合わせて120兆円
- 第7期(2026〜2030年度):副題は「科学の再興-研究力を国力に-」。科学技術と国家安全保障との有機的な連携も柱の1つ
- 第7期の6つの柱:科学の再興,技術領域の戦略的重点化,国家安全保障との有機的連携,イノベーション・エコシステムの高度化,戦略的科学技術外交,推進体制・ガバナンスの改革
- 第7期の投資の目標:政府60兆円(従来の数え方による45兆円に,ほかの財源や政策の手段を加えた目標),官民180兆円
解き方
- 年がはっきり分かるものから置く:震災復興は第4期,Society 5.0は第5期,総合知は第6期,科学の再興は第7期
- 残りは,ポスドク1万人(第1期),社会の中の科学技術(第2期),倫理的・法的・社会的課題(第3期)の順
- 例(令和7年度):第2期 社会の中の科学技術 → 第3期 倫理的課題 → 第4期 震災復興 → 第5期 Society 5.0 → 第6期 総合知
ひっかけ
- Society 5.0(第5期)と震災復興(第4期)を入れかえない
- 第2期(社会の中の科学技術)と第3期(倫理的・法的・社会的課題)の順を入れかえない
- 総合知(第6期)をSociety 5.0(第5期)より前に置かない
- 第7期の投資の目標は,第6期より大きい(従来の数え方の45兆円でも,30兆円より大きい)