SDGs 想定問題 1
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に関する次の(ア)~(オ)の記述について,正しいものは○,誤っているものは×として,最も適切な組合せはどれか。
(ア)SDGsは,「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2015年9月,ニューヨークの国連本部でのサミットで採択)に掲げられた目標であり,17のゴールと169のターゲットからなる。
(イ)SDGsの進み具合は,各国がそれぞれ独自に作った指標だけで測ることとされており,世界共通の指標の枠組みは設けられていない。
(ウ)SDGsは,前身のミレニアム開発目標(MDGs)と同じく主に開発途上国が達成すべき目標であり,先進国は資金や技術を援助する立場で関わるものとされている。
(エ)SDGsのゴールとターゲットは,経済・社会・環境の3つの側面を調和させるものであり,互いに結びついていて切り離すことができないものとされている。
(オ)2030アジェンダは,「誰一人取り残さない」と誓うとともに,最も遅れている人々に第一に手を伸ばすよう努めるとしている。
アイウエオ
解説
ポイント
SDGsの採択の年と数,対象となる国,3つの側面,進み具合の測り方,「誰一人取り残さない」について,記述の正誤を問う問題です。
考え方と解き方
SDGsは先進国も含むすべての国の目標で,進み具合は世界共通の指標で測ります。
ア:正しい。2015年9月に採択され,17のゴールと169のターゲットがあります。
イ:誤り。国連統計委員会で合意された世界共通のグローバル指標の枠組みがあります。各国が自国の指標を加えることはできます。
ウ:誤り。SDGsは先進国も自国の課題として取り組む普遍的な目標です。主に途上国向けだったのは前身のMDGsです。
エ:正しい。ゴールとターゲットは統合されていて不可分で,経済・社会・環境の3側面の調和をめざします。
オ:正しい。誰一人取り残さないと誓い,最も遅れている人々に第一に手を伸ばすよう努めるとしています。答えは ア ○,イ ×,ウ ×,エ ○,オ ○
覚えておくこと
- 17のゴールと169のターゲット(テキスト・覚えること)
- 前身はMDGs(ミレニアム開発目標)。MDGsは主に開発途上国向けだったが,SDGsは先進国も含むすべての国が取り組む普遍的な目標。MDGsで達成できなかったことも引き継ぐ(テキスト・覚えること)
- 理念は「誰一人取り残さない」。最も遅れている人々に第一に手を伸ばすよう努める。日本が主導してきた「人間の安全保障」(一人一人に焦点を当てる)と一致する(テキスト・覚えること)
- 進み具合は,国連統計委員会で合意された世界共通の指標(グローバル指標)の枠組みで測る。各国は自国の事情に合った指標を加えてもよい(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和4年度 適性科目 II-14、令和元年度 適性科目 II-15、令和3年度 適性科目 II-5
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