タンパク質と酵素 想定問題 2
タンパク質と酵素に関する次の記述の,【 】に入る語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
等電点がpH 5.0のタンパク質を,pH 8.0の緩衝液に溶かすと,タンパク質全体は【ア】の電荷を帯びる。この溶液で電気泳動を行うと,タンパク質は【イ】極の方へ移動する。また,脂肪のエステル結合を加水分解する酵素は【ウ】であり,セルロースを加水分解する酵素は【エ】である。
アイウエ
解説
ポイント
等電点と pH の関係から電荷と電気泳動の向きを決め,酵素と分解するものの組を問う問題です。
考え方と解き方
pH が等電点より高いと負,低いと正に帯電します。負は陽極,正は陰極へ動きます。
ア:pH 8.0 は等電点 5.0 より高いので,タンパク質全体は負に帯電します。
イ:負の電荷をもつものは,陽極(+極)の方へ動きます。
ウ:脂肪(トリグリセリド)のエステル結合を加水分解するのはリパーゼです。アミラーゼはデンプンを分解します。
エ:セルロースを分解するのはセルラーゼです。プロテアーゼはタンパク質を分解します。答えは ア 負,イ 陽,ウ リパーゼ,エ セルラーゼ
覚えておくこと
- 等電点:全体の電荷が0になる pH(テキスト・覚えること)
- pH が等電点より高いと負,低いと正に帯電する。電気泳動では,負のものは陽極(+極),正のものは陰極(−極)へ動く(テキスト・覚えること)
- アミラーゼ → デンプン,リパーゼ → 脂肪(エステル結合),プロテアーゼ → タンパク質,セルラーゼ → セルロースを分解する(テキスト・覚えること)
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