適性科目・技術士法・技術士会
技術士のCPD
7問H23・H24・H27・H28・H30・R4・R6
CPD(継続研さん)とは何か、記録の残し方、日常業務との違いを正誤で問う問題です。
よく出る形
- CPDに関する記述の正誤や,適切なものの数
- CPDガイドラインの文章の空欄補充
- 登録簿の欄や「技術士(CPD認定)」など,実績を記録・活用するしくみ
- 毎回,同じ論点を言い回しを変えて問う。ふだんの業務そのものはCPDではない,という考えが軸
覚えること
- CPD=Continuing Professional Development(継続研さん)。資格を取ったあとも,知識・技能を計画的に磨き続ける活動
- 根拠は技術士法第47条の2(資質向上の責務)。「努めなければならない」という責務
- CPDの形態は4つ:参加型(講演会,企業内研修,学協会活動),発信型(論文・報告文,講師・技術指導,図書執筆,技術協力),実務型(資格取得,業務成果),自己学習型
- CPDは記録し,受講証などの証拠とともに,本人の責任で説明できるようにしておく。記録や証明がないものは,CPDと認められないことがある
- ふだんの定常業務をこなしただけの時間は,CPD時間に数える項目がない。実務型は,表彰や特許など成果の明確なものに限られる
- 学協会は,CPDを支援し,質や量のチェックのしくみで資格の継続に条件をつけている場合がある
- 換算の目安(1時間あたり):講演・研修(組織内研修を含む)への参加は1 CPD時間,学協会の委員会への参加は1 CPD時間,多様な自己学習は0.5 CPD時間
- 年間の目安:基準CPD時間は20,推奨CPD時間は50(うち技術者倫理1 CPD時間以上)
- 講演・研修として登録するには,受講を確かめられる証拠が必要。証拠のない講演の視聴などは,多様な自己学習として登録する
- 2021年の省令改正で,技術士登録簿に「資質向上の取組状況」欄ができた。年度ごとのCPD時間の合計と,うち技術者倫理の時間が載る(過去最大5年度分)
- 2023年に,技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)へ「継続研さん」が加えられ,ガイドラインに反映された
- 日本技術士会以外の学協会で登録した実績も,技術士CPD実施法人が発行する証明書があれば,実績簿への記載を申請できる
- 技術士(CPD認定):有効期間は5年。更新には,過去5年度間で250 CPD時間以上(うち技術者倫理5以上)かつ各年度20以上が必要
解き方
- 「新しい知識・能力を身につけるための意識的な活動か」で判断する
- 計算は,形態ごとに換算してから合計し,基準(20)と推奨(50,うち技術者倫理1以上)の両方と比べる
- 「記録して証明できる」「本人の責任で説明」は○になりやすい。極端な言い切りは×になりやすい
- 例:講演10時間と自己学習20時間 → 10 + 20 × 0.5 = 20 CPD時間(基準ちょうど)
ひっかけ
- 「日常業務として自分の技術分野の仕事をしていれば,それ自体がCPD」→ ×
- 「記録がなくても,実施していれば必ず有効」→ ×
- 形態は3つではなく4つ。4つ目の自己学習型を落とさない
- 自己学習は,数えないのではなく,1時間0.5 CPD時間で数える
- 推奨CPD時間は,合計が50以上でも足りない。技術者倫理1以上の条件もある
- 技術士(CPD認定)は,一度認定を受ければ期限なし,ではない。5年ごとに更新が必要
このテーマの過去問(このサイトに解説がある 2問)
平成に出た同じテーマ(5問)
このサイトにはまだ解説がありません。年度と題だけです。
- 平成23年度技術士のCPD
- 平成24年度CPDの取り組み
- 平成27年度技術士CPDガイドライン
- 平成28年度CPD(継続研鑽)
- 平成30年度技術士CPDガイドライン