技術士のCPD 想定問題 2
ある技術士が1年度の間に行った活動は次のとおりである。下の換算の目安を使ってこの年度のCPD時間を求めたとき,その結果と判定の組合せとして,最も適切なものはどれか。なお,日本技術士会の「技術士CPDガイドライン」では,年間20 CPD時間を「基準CPD時間」,年間50 CPD時間(うち技術者倫理1 CPD時間以上)を「推奨CPD時間」としている。
[この年度の活動]
・学協会が開催した講演会・講習会への参加(受講証あり):合計18時間(技術者倫理を扱ったものはない)
・勤務先が研修プログラムとして行った組織内研修への参加:合計6時間(技術者倫理を扱ったものはない)
・専門書や専門誌を読む自己学習:合計40時間
・学協会の委員会への参加:合計8時間
[換算の目安(1時間あたり)]
・講演・研修(組織内研修を含む)への参加:1 CPD時間
・学協会の委員会への参加:1 CPD時間
・多様な自己学習:0.5 CPD時間
解説
ポイント
活動ごとの換算から CPD時間の合計を求め,基準CPD時間と推奨CPD時間を満たすかを判定する問題です。
考え方と解き方
形態ごとに換算の重みが違います。合計が出たら,基準(20)と推奨(50,うち技術者倫理1以上)の2つと比べます。
- 講演会・講習会:18時間 × 1 = 18 CPD時間
- 組織内研修:6時間 × 1 = 6 CPD時間
- 自己学習:40時間 × 0.5 = 20 CPD時間
- 学協会の委員会:8時間 × 1 = 8 CPD時間
- 合計:18 + 6 + 20 + 8 = 52 CPD時間。基準の20以上なので,基準CPD時間は満たす
- 推奨は,合計が50以上でも,技術者倫理が0で「うち1以上」の条件を満たさない。答えは ③
ほかの選択肢
①(72):自己学習の40時間を0.5倍せずに数えた値です。
②(推奨を満たす):合計52だけを見て,技術者倫理の条件を見落としています。
④(48):委員会も0.5倍にした値です。委員会への参加は1時間が1 CPD時間です。
⑤(32):自己学習を数えない答えです。自己学習型も形態の1つで,1時間0.5 CPD時間として数えます。
覚えておくこと
- 換算の目安(1時間あたり):講演・研修(組織内研修を含む)への参加は1 CPD時間,学協会の委員会への参加は1 CPD時間,多様な自己学習は0.5 CPD時間(テキスト・覚えること)
- 年間の目安:基準CPD時間は20,推奨CPD時間は50(うち技術者倫理1 CPD時間以上)(テキスト・覚えること)
- 自己学習は,数えないのではなく,1時間0.5 CPD時間で数える(テキスト・ひっかけ)
- 推奨CPD時間は,合計が50以上でも足りない。技術者倫理1以上の条件もある(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和4年度 適性科目 II-15、令和6年度 適性科目 II-15
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