基礎科目・設計・品質管理
PERT・クリティカルパス
5問H23・H25・H28・H30・R1再
アローダイアグラムから最も長い経路(クリティカルパス)を見つけ,工期の短縮を考えます。
よく出る形
- 作業リストとアローダイアグラムから,クリティカルパス(工期を決める経路)を求める
- 最早完了日数を1日縮めるのに,いちばん安く済む作業を選ぶ
- PERT の用語(最早・最遅結合点時刻,余裕,クリティカル)の正誤
- 毎回,作業の数と順番,短縮の条件が変わる。数字だけの入れ替えはほぼない
覚えること
- アローダイアグラム:作業を矢印,作業の区切りを丸(結合点)で表した図
- ダミー作業(点線の矢印):所要時間0で,作業の順番の関係だけを表す。先行作業が一部だけ重なる時に必要
- 最早結合点時刻:その結合点にいちばん早く着ける時刻
- 最遅結合点時刻:全体を遅らせないために,遅くともそこに着いていなければならない時刻
- 余裕 =(終点の最遅時刻)−(始点の最早時刻)−(作業の所要日数)。余裕0の作業がクリティカルな作業
- 余裕は,その作業を通る経路のうち最も長いものと工期の差。余裕を超えて遅れると工期が延びる
- クリティカルパス:始めから終わりまででいちばん長い経路。この長さが工期(最早完了日数)
解き方
- 始点から終点までの経路を全部書き出し,それぞれの所要日数を足す
- いちばん長いものがクリティカルパス。2本以上あることもある
- 工期を縮めるには,クリティカルパス上の作業を縮める。クリティカルパスが2本なら,両方を同時に縮める
- 縮められる作業のうち,1日あたりの短縮費用が最も安いものを選ぶ。1日縮めるたびに,経路の長さを出し直す
- 2日縮める時,2日目は,共通の作業を縮める場合と,それぞれの経路の作業を1つずつ縮める場合の費用をくらべる
- 例:経路 A→C が 3+5=8日,B→D が 4+2=6日なら,クリティカルパスは A→C で工期は8日
ひっかけ
- 余裕のある(クリティカルでない)作業を縮めても,工期は縮まらない
- ダミー作業でつながる経路を見落とさない
- 1日縮めると別の経路もクリティカルになることがある。1か所縮めただけで済むと決めない
- 余裕を,短い経路(A→D→E など)だけで出さない
このテーマの過去問(このサイトに解説がある 1問)
- 令和元年度(再試験)PERTとクリティカルパス基礎科目 I-1-4解説を読む
平成に出た同じテーマ(4問)
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- 平成30年度アローダイアグラムのクリティカルパス
- 平成28年度アローダイアグラムの工期短縮
- 平成25年度クリティカルパスの短縮
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