科学技術史の年代順 想定問題 3
次の(ア)~(オ)の出来事を起きた年の古い順に並べたとき,2番目と4番目にくるものの組合せとして,最も適切なものはどれか。
(ア) ヴィルヘルム・レントゲンが,物を通り抜ける未知の放射線を見つけ,X線と名づけた。
(イ) ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックが,DNAの二重らせん構造のモデルを発表した。
(ウ) アイザック・ニュートンが著書『プリンキピア』で,運動の法則と万有引力の法則を示した。
(エ) ライト兄弟が,エンジンをつけた飛行機で人を乗せた飛行に成功した。
(オ) マイケル・ファラデーが,磁界の変化によってコイルに電流が流れる電磁誘導を発見した。
2番目4番目
解説
ポイント
5つの出来事を古い順に並べ,2番目と4番目にくるものを答える問題です。
考え方と解き方
世紀で分け,同じ世紀どうしを比べて全体を並べてから,2番目と4番目を取り出します。
- 世紀で分ける:17世紀が(ウ),19世紀が(オ)(ア),20世紀が(エ)(イ)
- 19世紀:電磁誘導(1831年)が先,X線(1895年)があと
- 20世紀:初飛行(1903年)が先,DNAの二重らせん(1953年)があと
- 古い順は ウ-オ-ア-エ-イ。2番目は(オ),4番目は(エ)。答えは ①
ほかの選択肢
②(オ-ア):X線(1895年)と初飛行(1903年)を入れかえた形です。X線は19世紀の終わり,初飛行は20世紀の初めで,世紀の変わり目の前後は取りちがえやすい所です。
覚えておくこと
- 19世紀前半:ヴェーラーの尿素の人工合成(1828)→ スティーヴンソンのロケット号(1829)→ ファラデーの電磁誘導(1831)(テキスト・覚えること)
- 19世紀後半(後):ヘルツの電磁波の確認(1888)→ レントゲンのX線(1895)→ 志賀潔の赤痢菌(1897)→ キュリー夫妻のラジウム・ポロニウム(1898)(テキスト・覚えること)
- 20世紀前半(前):ライト兄弟の初飛行(1903)→ アインシュタインの特殊相対性理論(1905)→ ド・フォレストの三極真空管(1906)→ ハーバーのアンモニア合成(1909ごろ)(テキスト・覚えること)
- 20世紀の後ろ:カロザースのナイロン(1935)→ ハーンの核分裂(1938)→ ブラッテン・バーディーン・ショックレーのトランジスタ(1947)→ 福井謙一のフロンティア軌道理論(1952)→ DNAの二重らせん(1953)(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和6年度 基礎科目 I-5-6、令和元年度(再試験) 基礎科目 I-5-5
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