再エネ比率と電源構成 想定問題 2
ある地点に設置した風車で,風速が 6.0 m/s から 7.5 m/s に増えた。空気の密度と風車が風を受ける面積は変わらないものとするとき,風車を1秒間に通りぬける風のエネルギーは,およそ何倍になるか。最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
風速が変わった時に,風のエネルギーが何倍になるかを求める問題です。
考え方と解き方
風のエネルギーは P = (1/2)ρAv3 で,密度と面積が同じなら風速の3乗に比例します。
- 風速の倍率:7.5 ÷ 6.0 = 1.25倍
- 倍率は風速の3乗。まず 1.252 = 1.5625
1.253 = 1.5625 × 1.25 ≒ 1.95
- 風速は25%しか増えていないのに,エネルギーはほぼ2倍。答えは ⑤ 1.95倍
ほかの選択肢
①(0.95倍):「増えた割合」で,「何倍か」ではありません。何倍かは 1 + 0.95 ≒ 1.95 です。
③(1.56倍):1.25の2乗です。通る空気の量が増える分が抜けています。
④(1.75倍):風速の増加25%を3倍した 1 + 0.25 × 3 のまちがいです。3乗は3倍ではありません。
覚えておくこと
- 風のエネルギー:P = (1/2)ρAv3(ρ は空気の密度,A は風を受ける面積,v は風速)。風速の3乗に比例する(テキスト・覚えること)
- 風速が何倍になったかを出し,それを3乗する。例:風速2倍ならエネルギーは 23 = 8倍(テキスト・解き方)
- 風力を「2乗」にしない。運動エネルギーはv2だが,通る空気の量もvに比例するので3乗(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和7年度 基礎科目 I-5-4、令和3年度 基礎科目 I-5-3
テキスト「再エネ比率と電源構成」を読む