再エネ比率と太陽光の費用
解説
ポイント
日本の再エネの割合,太陽光のシステム費用の下がり方,風のエネルギーと風速の関係を問う問題です。
考え方と解き方
風のエネルギーは,1秒に風車を通る空気の運動エネルギーです。
運動エネルギー (1/2)mv2 の m(1秒に通る空気の量)も風速 v に比例するので,全体で v の3乗になります。
ア:2018 年度の再エネは全体で約 17%,そのうち水力が約 8%なので,水力を除くと約 9%です。
イ:事業用太陽光のシステム費用は 2012 年の約 42 万円/kW から,2020 年には約 25 万円/kW まで下がりました。
ウ:P=(1/2)ρAv3(ρ は空気の密度,A は受ける面積)なので,3乗です。答えは ア 9,イ 25,ウ 3
ほかの選択肢
ウ(2乗):運動エネルギーの v2 だけ見ると2乗に思えますが,通る空気の量も v に比例するので3乗です。
覚えておくこと
- 風力の出力は風速の3乗に比例。風速が2倍なら出力は8倍
- 2018 年度の日本の発電量:再エネ約 17%(水力約 8%,水力を除くと約 9%)
- 太陽光のシステム費用は年々下がっている(事業用 10kW 以上で 2020 年に約 25 万円/kW)
出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-3(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:エネルギー