技術士倫理綱領(2023年)の指針
解説
ポイント
2023年改定の技術士倫理綱領で,基本綱領の下に書かれた「指針」に当たる記述の数を数える問題です。
考え方と解き方
改定で倫理綱領は,基本綱領と,その下に具体的な行動を示す指針の形になりました。
記述がどの基本綱領に結びつくかを考えます。
ア:公衆の安全・健康・福利を損なうおそれがあればリスクを評価し,妥当性を確かめる。「公衆の利益の優先」の指針です。
イ:環境・経済・社会への負の影響をできるだけ減らす。「持続可能性の確保」の指針です。
ウ:業務で知った秘密情報を漏えいや改ざんがないよう管理する。「秘密情報の保護」の指針です。
エ:業務にかかわる国や地域の文化を尊重する。他者や地域を重んじる基本綱領の下の指針です。
オ:社会に貢献する技術者を育てる。「継続研鑽と人材育成」の指針です。
- 5つとも指針として書かれています。答えは ⑤(5つ)
覚えておくこと
- 技術士倫理綱領(2023年改定)は,基本綱領とその下の指針の形
- 基本綱領:公衆の利益の優先,持続可能性の確保,有能性の重視,真実性の確保,公正かつ誠実な履行,秘密情報の保護,法令等の遵守,相互の尊重,継続研鑽と人材育成
- 「〜の数はどれか」では,並んだものが全部当てはまることもある。極端な言い切りや私益の優先がなければ,指針と考えてよいことが多い
出典:令和6年度 技術士第一次試験 適性科目 II-11(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術士法・技術士会