環境条約と議定書の内容
解説
ポイント
代表的な環境条約・議定書の名前と,何を守るものかを結びつける問題です。
考え方と解き方
条約の名前は採択された都市の名前なので,守る対象とセットで覚えます。
①:不適切。ラムサール条約(1971年)が守るのは湿地と水鳥です。森林ではありません。
②:正しい。ワシントン条約(1973年)は絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制します。
③:正しい。モントリオール議定書(1987年)はフロンなどオゾン層を壊す物質の生産・消費を規制します。
④:正しい。バーゼル条約(1989年)は有害廃棄物の国境を越える移動と処分を規制します。
⑤:正しい。名古屋議定書(2010年)は遺伝資源の利用で得た利益を公正に分け合うルール(ABS)です。
- 守る対象を「森林」としている①が不適切です。答えは ① ラムサール条約
覚えておくこと
- ラムサール=湿地,ワシントン=野生生物の取引,モントリオール=オゾン層,バーゼル=有害廃棄物,名古屋=遺伝資源の利益配分
- 京都議定書・パリ協定=温暖化(温室効果ガス)。カルタヘナ議定書=遺伝子組換え生物
- 名古屋議定書とカルタヘナ議定書は,どちらも生物多様性条約のもとの議定書
出典:令和6年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:環境