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令和6年度・基礎科目 I-4-6

タンパク質の性質

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解説

ポイント

タンパク質の形と結合の種類について正しい説明を1つ選ぶ問題で,共有結合か非共有結合かの区別が鍵です。

考え方と解き方

ペプチド結合とジスルフィド結合(S-S)は強い共有結合です。

水素結合・静電相互作用・疎水性相互作用は弱い非共有結合です。

①:誤り。非極性(水をきらう)側鎖は水を避けて内側に集まります。表面に多いのは極性のある側鎖です。

②:誤り。生物のタンパク質を作るアミノ酸はほとんどが L 体です。

③:誤り。ペプチド結合は共有結合です。「非共有結合」の部分が違います。

④:正しい。DNA の塩基配列が mRNA に写され,塩基3つの組(コドン)ごとにアミノ酸が決まります。

⑤:誤り。ジスルフィド結合は共有結合なので,まとめて非共有結合と言うのが違います。

  • 核酸の塩基配列がアミノ酸配列を決めるという④が正しいです。答えは ④ 塩基配列

ほかの選択肢

⑤(ジスルフィド結合):並んでいる4つのうち3つは非共有結合で正しいので,つい選びたくなります。最後の1つだけ共有結合という作りです。

覚えておくこと

  • 共有結合:ペプチド結合,ジスルフィド結合(S-S)。非共有結合:水素結合,静電相互作用,疎水性相互作用
  • タンパク質のアミノ酸は L 体。水をきらう側鎖は内側,水になじむ側鎖は表面
  • アミノ酸配列は DNA→mRNA の塩基配列(コドン)で決まる

出典:令和6年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-4-6(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:生物