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令和6年度・基礎科目 I-3-5

ばね質点系の固有振動数

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解説

ポイント

2本のばねのつなぎ方でまとめたばね定数が変わり,固有振動数が変わることを使う問題です。

考え方と解き方

固有振動数は f=(1/2π)√(K/m) で,K はまとめたばね定数,m は質量です。

K が小さい(やわらかい)ほど f は小さくなります。

  • a(並列):2本が同時に伸び縮みするので Ka=k+k=2k
  • b(左右から挟む):質点が右へ x 動くと,左のばねは伸びて kx,右のばねは縮んで kx,どちらも左へ戻す力なので合計 2kx。Kb=2k
  • c(直列):1/Kc=1/k+1/k なので Kc=k/2
  • f は √K に比例するので,a と b は √(2k),c は √(k/2) で,c は a,b の半分
  • 最小は c だけです。答えは ③ cのみ

ほかの選択肢

⑤(bとc):左右から挟む b を直列と見てしまうひっかけです。b は両側から押し戻されるので並列と同じ 2k です。

覚えておくこと

  • 並列のばね:K=k1+k2。直列のばね:1/K=1/k1+1/k2
  • 質点を両側から挟む形は並列と同じ(K=2k)
  • 固有振動数 f=(1/2π)√(K/m)。やわらかいほど,重いほどゆっくり揺れる

出典:令和6年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-3-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:力学