平面への垂線の足
解説
ポイント
点から平面におろした垂線と平面との交点(垂線の足)の座標を求める問題です。
考え方と解き方
平面 ax+by+cz=d に垂直な向き(法線ベクトル)は,係数を並べた (a, b, c) です。
点Aからこの向きに進む直線を t で表し,平面の式に入れて t を決めます。
- 法線ベクトルは (1, 2, −1)
- 直線上の点:(6+t, 5+2t, 4−t)
- 平面の式に入れる:(6+t)+2(5+2t)−(4−t)=0
- 整理すると 12+6t=0 なので t=−2
- t=−2 を入れて (6−2, 5−4, 4+2)=(4, 1, 6)
- 確かめ:4+2−6=0 で平面上。A から (4, 1, 6) へのベクトル (−2, −4, 2) は法線の −2 倍。答えは ② (4, 1, 6)
ほかの選択肢
①・③・④(平面上の点):平面の式は満たしますが,A から見た向きが法線と平行ではないので,垂線の足ではありません。
⑤((5, 3, 5)):5+6−5=6 で,そもそも平面上にありません。平面の式に入れるだけで外せます。
覚えておくこと
- 平面 ax+by+cz=d の法線ベクトルは (a, b, c)。係数がそのまま向きになる
- 点Pを通り向き n の直線は P+t n と書ける。t は平面の式で決める
- 確かめ:交点が平面の式を満たすこと,A から交点へのベクトルが法線の定数倍であること
出典:令和元年度(再試験) 技術士第一次試験 基礎科目 I-3-2(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:数学