情報漏洩対策
解説
ポイント
会社の秘密情報を漏らさないための対策として,おかしなものがいくつあるかを数える問題です。
考え方と解き方
漏洩対策は「近づけない」「持ち出させない」「見られている状態にする」「秘密だと分からせる」で組み立てます。
一人きりで扱わせる対策は,この考え方に反します。
ア:分類ごとにアクセス権のルールを決めて設定します。「近づけない」対策で,適切です。
イ:秘密情報を単独作業で扱うと,だれにも見られずに持ち出せてしまいます。複数人で作業して互いの目が届くようにするのが本来です。不適切です。
ウ:媒体に秘密であることを表示すると,扱う人が注意でき,うっかり漏らすことを防げます。適切です。
エ:互いの姿が見える座席や死角のない書棚は,「見られている」状態を作って不正を思いとどまらせます。適切です。
オ:暗号化や決まったPCでしか開けない設定なら,外に送られても中身を見られません。適切です。
カ:紙をなくして電子化しアクセス権で管理すれば,権限のない人が目にする機会が減ります。適切です。
- 不適切なのはイの1つ。答えは ② 1個
覚えておくこと
- 秘密情報は一人で扱わせない。単独作業は漏洩も不正も見つけにくい
- 漏洩対策の4つの柱:近づけない(アクセス権)・持ち出させない(暗号化)・見られている状態にする(座席,死角をなくす)・秘密だと分からせる(表示)
- ペーパーレス化も,接する機会を減らす対策になる
出典:令和元年度 技術士第一次試験 適性科目 II-9(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:社会・政策