確率分布・相関・検定の用語 想定問題 3
統計的な検定や区間推定の考え方を述べた次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
検定と区間推定の考え方について,最も適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
有意水準,第1種・第2種の誤り,標準誤差 σ÷√n,信頼度と区間の幅の関係を使います。
①:棄却されないのは「差があるとは言えない」だけ。帰無仮説が正しい証明ではない。誤り
②:標準誤差は σ÷√n。標本を4倍にすると √4 = 2 で割るので 1/2。誤り
③:信頼度を高めるほど,取りこぼさないよう区間は広くなる。誤り
④:有意水準を小さくすると,帰無仮説を捨てにくくなる。第1種の誤りは減り,第2種の誤りは増える。正しい
⑤:両側検定の5%は左右合わせた値で,片側ずつは2.5%。誤り。答えは ④
ほかの選択肢
②(1/4):標準誤差は 1/√n 倍です。1/n 倍と取りちがえた値です。
覚えておくこと
- 有意水準を小さくすると,第1種の誤りは減り,第2種の誤りは増える(標本の大きさが同じなら)。両方を減らすには標本を増やす(テキスト・覚えること)
- 棄却されないのは「差があるとは言えない」だけ。帰無仮説が正しいという証明ではない(テキスト・覚えること)
- 標準誤差(標本平均の標準偏差):σ÷√n。標本の大きさを4倍にすると 1/2(テキスト・覚えること)
- 信頼度=1−危険率(危険率5%なら信頼度95%)。信頼度を高めると,信頼区間は広くなる(テキスト・覚えること)
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