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令和7年度・基礎科目 I-1-6

統計的検定

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解説

ポイント

統計的検定の基本用語について,正しい記述を1つ選ぶ問題です。

考え方と解き方

帰無仮説は「差がない」とわざと立てて,データから見て起こりにくければ捨てる(棄却する)仮説です。

①:帰無仮説は成立を期待するものではなく,棄却されることを期待して立てるので誤りです。

②:有意水準はふつう5%や1%です。30%では基準がゆるすぎるので誤りです。

③:正しい帰無仮説を捨てるのが第1種の誤り,間違った帰無仮説を捨てないのが第2種の誤りで,正しい記述です。

④:母分散が分からないときのt分布の自由度はnではなくn-1なので誤りです。

⑤:信頼度は「1-危険率」です(危険率5%なら95%)。逆数ではないので誤りです。

  • 正しい記述は1つだけです。答えは ③

ほかの選択肢

④(自由度n):t分布の自由度は「標本数-1」です。nとn-1の1つ違いをねらったひっかけです。

⑤(逆数):1-0.05=0.95 が信頼度で,1÷0.05=20 ではありません。「1から引く」と「逆数」を取りちがえさせるひっかけです。

覚えておくこと

  • 第1種の誤り:正しい帰無仮説を捨てる。第2種の誤り:間違った帰無仮説を捨てない
  • 有意水準はふつう5%か1%
  • 母分散が未知のときはt分布を使い,自由度は標本数-1
  • 信頼度=1-危険率

出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-1-6(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:確率・統計