情報セキュリティ対策 想定問題 2
情報セキュリティ対策に関する次の記述の,正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。
(ア) 利用者にパスワードの定期的な変更を一律に求めることは,必ずしも安全性を高めないとされ,流出のおそれがあるときに変更すればよいという考え方が示されている。
(イ) パスワードを入力したあとに,あらかじめ登録した秘密の質問に答えさせる方式は,認証を二段階で行っているが,どちらも本人が知っている情報を使うので二要素認証にはあたらない。
(ウ) 無線LANの暗号化方式であるWEPは古い方式だが,接続する機器が対応しているのであれば,WEPで暗号化すれば通信内容は安全に守られる。
(エ) ウイルスに感染したパソコンは,ウイルス対策ソフトウェアで駆除できた場合でも,OSの再インストールなどによる初期化が必要になることがある。
アイウエ
解説
ポイント
パスワード,認証の要素,無線LANの暗号化,ウイルス感染後の対応について,4つの記述の正誤を答える問題です。
考え方と解き方
「二段階」は回数,「二要素」は種類です。WEP は安全ではありません。
ア:正しい。定期的に変えさせると単純な形になりやすいため,流出のおそれがあるときに変えればよいとされています。
イ:正しい。パスワードも秘密の質問も「知っているもの」で,種類は1つだけです。二段階ですが,二要素ではありません。
ウ:誤り。WEP は短時間で解読されてしまう古い方式で,使っても安全に守れません。WPA2 や WPA3 を使います。
エ:正しい。ウイルスがシステムのファイルを書き換えていると,駆除しても元どおりにならず,OSの再インストールなどが必要なことがあります。答えは ア 正,イ 正,ウ 誤,エ 正
覚えておくこと
- パスワードは長く・複雑に・使い回さないのが原則。十分に複雑なら,流出のおそれがない限り定期的に変えなくてよいとされる(テキスト・覚えること)
- 二要素認証は種類の違う2つを使う。二段階認証は同じ種類でも2回行う。「二段階」は回数,「二要素」は種類(テキスト・覚えること)
- WEP は弱点が知られた古い無線LANの暗号方式で,安全ではない。WPA2 や WPA3 を使う(テキスト・覚えること)
- ウイルス対策ソフトは入れて最新にしておく。システムファイルが書きかえられていると,駆除しても直らず,OSの再インストールなどが必要なことがある(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和5年度 基礎科目 I-2-1、令和元年度(再試験) 基礎科目 I-2-1、平成23年度 基礎科目 I-2-5
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