産業革命の技術 想定問題 3
産業革命とその前後の技術や社会に関する次の記述の,正誤の組合せとして,最も適切なものはどれか。
(ア)製鉄では,燃料を木炭からコークス(石炭を蒸し焼きにしたもの)に替える方法が18世紀のはじめに成功し,木材の不足に左右されずに鉄の生産を増やす道が開かれた。
(イ)産業革命は最初にフランスで始まり,そこで生まれた紡績機や蒸気機関の技術が,のちにイギリスへ伝わった。
(ウ)19世紀後半に,電気・化学・鉄鋼などの分野で進んだ技術革新は,「第二次産業革命」とよばれることがある。
(エ)イギリスでは19世紀前半に工場法が定められ,工場で働く子どもの年齢や労働時間に制限が設けられた。
アイウエ
解説
ポイント
製鉄の技術,産業革命の始まった国,その後の技術革新,工場法の記述の正誤を答える問題です。
考え方と解き方
周辺の知識を1つずつ確かめます。始まった国の向きが逆になっていないかを見ます。
ア:正しい。1709年にダービーがコークスで鉄をつくることに成功し,木炭の不足に左右されずに鉄を増やす道が開かれました。
イ:誤り。産業革命は最初にイギリスで始まりました。フランスからイギリスへ,という向きが逆です。
ウ:正しい。19世紀後半の電気・化学・鉄鋼などの技術革新は,第二次産業革命とよばれることがあります。
エ:正しい。19世紀前半の1833年の工場法で,子どもの労働が制限されました。答えは ア ○,イ ×,ウ ○,エ ○
覚えておくこと
- 1833年の工場法:繊維工場で9歳未満の子どもを働かせることを禁じ,子どもの労働時間を制限し,工場監督官を置いた(テキスト・覚えること)
- 製鉄:1709年にダービーがコークスで鉄をつくることに成功し,木炭の不足に左右されずに鉄を増やす道が開かれた(テキスト・覚えること)
- 産業革命は18世紀後半のイギリスで始まり,ベルギー・フランス・ドイツ・アメリカ・日本などへ広がった(テキスト・覚えること)
- 19世紀後半からの電気・化学・鉄鋼などの技術革新は「第二次産業革命」とよばれる。科学の研究と産業の結びつきも強まった(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和6年度 基礎科目 I-5-5、平成29年度 基礎科目 I-5-5
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