産業革命の技術 想定問題 2
イギリス産業革命期の綿工業と動力の技術に関する次の文章の,【ア】~【ウ】に入る人名・語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
18世紀前半に【ア】が考案した飛び杼(とびひ)によって布を織る速さが上がると,原料の糸が足りなくなった。そこで,ハーグリーブスの【イ】や,アークライトの水力紡績機など,糸をつむぐ機械がつぎつぎに生み出された。工場を動かす動力ははじめ水車が中心だったが,ニューコメンの機関を改良した【ウ】の蒸気機関が広まると,川の近く以外の場所にも工場を建てられるようになった。
アイウ
解説
ポイント
綿工業と動力の発明を,人物と結びつけて空欄に入れる問題です。
考え方と解き方
綿工業では,織る機械が速くなると糸が足りなくなり,糸をつむぐ機械が生まれました。一つの改良が次の改良を呼んだ流れで覚えます。
ア:ケイです。飛び杼は布を織る道具で,18世紀前半に考え出されました。カートライトは,動力で織る力織機の人です。
イ:ジェニー紡績機です。ハーグリーブスが考え出した,多くの糸を同時につむぐ機械です。ミュール紡績機はクロンプトンの発明です。
ウ:ワットです。ニューコメンの蒸気機関を改良しました。スティーブンソンは,蒸気機関車を実用化した人です。答えは ア ケイ,イ ジェニー紡績機,ウ ワット
覚えておくこと
- 新技術の多くは,既存の技術を改良して生まれた。例:ワットの蒸気機関は,ニューコメンの機関の改良(テキスト・覚えること)
- 綿工業の流れ:ケイの飛び杼(18世紀前半)で織る速さが上がり,糸が足りなくなって紡績機が生まれた(テキスト・覚えること)
- ハーグリーブス=ジェニー紡績機,アークライト=水力紡績機,クロンプトン=ミュール紡績機,カートライト=力織機(テキスト・覚えること)
- ミュール紡績機はクロンプトン,ジェニー紡績機はハーグリーブス。入れかえない(テキスト・ひっかけ)
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