産業革命の技術 想定問題 1
イギリスでは18世紀後半から,綿工業の機械化や蒸気機関の普及によって産業と社会のしくみが大きく変わり,これは産業革命とよばれる。この時期の技術とその影響に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
産業革命の新技術が,誰によって,何をもたらしたかを問い,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
労働問題の記述が反対になっていないかを見ます。ほかの記述は,改良の積み重ね・担い手・大工場化にそった正しい文です。
①:大量生産で,鉄と石炭の需要が増えた。正しい
②:担い手は職人・技術者・企業家。正しい
③:ニューコメンの機関をワットが改良したように,改良の積み重ねで実用化が進んだ。正しい
④:機械化で熟練がいらなくなると,安い働き手として子どもが多く雇われ,児童労働は社会問題になった。「姿を消した」は反対で不適切
⑤:蒸気機関車や蒸気船で,ものを速く大量に運べるようになった。正しい。不適切なのは ④なので,答えは ④
覚えておくこと
- 機械や工場が増え,材料の鉄と燃料の石炭の需要が大きくなった。製鉄業や炭鉱業も大きくなった(テキスト・覚えること)
- 機械化で熟練がいらなくなり,賃金の安い女性や子どもが工場で多く雇われた。長時間労働や児童労働が社会問題になった(テキスト・覚えること)
- 1833年の工場法:繊維工場で9歳未満の子どもを働かせることを禁じ,子どもの労働時間を制限し,工場監督官を置いた(テキスト・覚えること)
- 機械化で児童労働が姿を消したとしない。むしろ安い働き手として子どもが雇われ,社会問題になった(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和6年度 基礎科目 I-5-5、平成29年度 基礎科目 I-5-5、平成24年度 基礎科目 I-5-5
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