安全とリスク低減 想定問題 3
安全を確保するための設計の考え方や用語に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
安全設計の用語と,対策が3ステップのどれに当たるかについて,最も不適切なものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
本質的安全設計は危険の源をなくす・小さくする対策,柵やインターロックは危険を残したまま人を守る対策です。
①:フェールセーフは「壊れても安全側に」。停電で遮断かんが下りる踏切は例として適切。
②:フールプルーフは「人がまちがえても危なくない,またはまちがえられない」。適切。
③:柵やインターロックは,危険な可動部は残し,人を近づけない・近づくと止める対策です
③:ステップ2のガード及び保護装置で,本質的安全設計ではありません。不適切
④:冗長化は,同じ働きのものを複数持ち,1つが壊れても機能を保つ考え方。適切。
⑤:機能安全は,安全のための制御の仕組みが正しく動くことで守る安全。光線式の安全装置は,機能安全で働く装置の例として適切。したがって,答えは ③
覚えておくこと
- 3ステップメソッド(設計段階):本質的安全設計(危険そのものをなくす・小さくする)→ ガード及び保護装置 → 使用上の情報(警告表示・取扱説明書)。この順に優先する(テキスト・覚えること)
- 柵,カバー,インターロック,光線式の安全装置は,危険を残したまま人を守るので,ガード及び保護装置(ステップ2)。光線式の安全装置は,機能安全で働く装置でもある(テキスト・覚えること)
- フェールセーフ:故障や電源の喪失が起きても,安全な側に動作する(例:停電で遮断かんが下りる踏切)(テキスト・覚えること)
- 柵やインターロックは,本質的安全設計ではなくガード及び保護装置(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和元年度 適性科目 II-6、令和3年度 適性科目 II-10
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