安全とリスク低減 想定問題 2
ISO/IEC Guide 51(JIS Z 8051)に示されたリスクアセスメント及びリスク低減の反復プロセスの前半部分を,次のように文章で表した。【ア】~【エ】に入る語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
1. スタート
2. 製品を使う人,作り手が意図する使い方,及び【ア】を明らかにする。
3. 【イ】(危害の潜在的な源)を洗い出す。
4. それぞれのリスクの大きさを見積もる。2~4の段階をまとめて【ウ】という。
5. 見積もったリスクを評価する。2~5の段階をまとめて【エ】という。
6. 評価の結果,受け入れられないリスクであれば低減の対策を行い,対策後にもう一度見積りと評価を行う。対策後に残るリスクが受け入れられる水準になるまで,これをくり返す。
アイウエ
解説
ポイント
リスクアセスメントの流れの前半で,言葉と,どこまでを何と呼ぶかを問う問題です。
考え方と解き方
同定 → 見積り でリスク分析,それに評価を足してリスクアセスメントです。
ア:明らかにするのは,使用者,意図する使い方,予測できる誤った使い方です。「合理的に予見可能な誤使用」が入ります。わざと悪用する不正な使用は,この段階の言葉ではありません。
イ:かっこの中に「危害の潜在的な源」とあるので,「ハザード」です。危害は害そのもので,その源がハザードです。
ウ:使い方の明確化から見積りまでを,まとめて「リスク分析」といいます。評価は次の段階なので,この名前ではありません。
エ:リスク分析に評価を加えたものが「リスクアセスメント」です。答えは ア 合理的に予見可能な誤使用,イ ハザード,ウ リスク分析,エ リスクアセスメント
覚えておくこと
- リスクアセスメントの流れ:使用者・意図する使用・合理的に予見可能な誤使用の同定 → ハザードの同定 → リスクの見積り → リスクの評価(テキスト・覚えること)
- 同定から見積りまでがリスク分析。それにリスクの評価を加えたものがリスクアセスメント(テキスト・覚えること)
- 合理的に予見可能な誤使用:作った側が意図しない使い方だが,人のふるまいからたやすく予測できる使い方(例:いすを踏み台にする)。わざと悪用する不正な使用とは別(テキスト・覚えること)
- ハザード=危害の潜在的な源(危険のもと)。危害は,人のけがや健康障害,財産や環境への損害で,別の言葉(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和2年度 適性科目 II-7、令和元年度(再試験) 適性科目 II-12
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