環境保全の対策技術 想定問題 1
廃棄物・下水・都市の熱環境などに関する環境保全技術について述べた次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
ヒートアイランド対策,処分場,ダイオキシン類対策,下水処理について,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
ダイオキシン類は300℃前後で再びできやすいので,高温で燃やしたあと急に冷やします。
①:保水性舗装は気化熱で路面温度の上昇をおさえるので正しい
②:管理型最終処分場は遮水工と浸出水の処理をもつので正しい
③:焼却灰の資源化で埋め立てる量が減るので正しい
④:300℃前後に「しばらく保つ」としているので誤り。この温度は再合成しやすく,200℃程度以下に急冷するのが正しい
⑤:活性汚泥法などの生物処理は二次処理なので正しい。答えは ④ 排ガスを300℃前後に保つ記述
覚えておくこと
- ダイオキシン類対策:800℃以上・2秒以上で完全に燃やし,排ガスを200℃程度以下に急に冷やし,集じん器でとらえる(テキスト・覚えること)
- ダイオキシン類は,燃え残りがあると発生しやすく,300℃前後で再びできやすい(再合成)(テキスト・覚えること)
- 排ガスを300℃前後に保たない。この温度でダイオキシン類が再びできるので,急冷する(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和3年度 基礎科目 I-5-2、平成25年度 基礎科目 I-5-4
テキスト「環境保全の対策技術」を読む