生物多様性と条約 想定問題 2
生物多様性に関する世界目標についての次の文章の,【ア】~【ウ】に入る語句・数値の組合せとして,最も適切なものはどれか。
2022年12月,カナダの【ア】で開かれた生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第二部において,2010年に定められた愛知目標の後継となる「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択された。この枠組は,2030年までに生物多様性の損失を止めて回復に向かわせることを使命(ミッション)とし,そのために世界全体で取り組む【イ】のグローバルターゲットを定めている。その一つは,2030年までに陸域と内陸水域,海域と沿岸域の少なくとも【ウ】%を,保護地域や,保護地域以外で生物多様性の保全に役立つ区域(OECM)によって保全することを目指すもので,「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」とよばれる。
アイウ
解説
ポイント
愛知目標の後継の世界目標について,開催地・ターゲットの数・30by30の数値を問う問題です。
考え方と解き方
愛知目標は2010年・名古屋・20の目標です。
後継の枠組は2022年・モントリオール・23のターゲットです。
ア:枠組が採択されたCOP15第二部の開催地なので,モントリオールです。名古屋は愛知目標のCOP10の開催地です。昆明は第一部の議長国(中国)側の都市で,採択した第二部の開催地ではありません。
イ:グローバルターゲットの数なので23です。20は愛知目標の目標の数です。
ウ:30by30の名前どおり,30%です。17は愛知目標での陸域の数値です。答えは ア モントリオール,イ 23,ウ 30
覚えておくこと
- 愛知目標:2010年に名古屋のCOP10で採択された,2020年までの世界目標。20の個別目標で,陸域17%・海域10%を保全する目標があった(テキスト・覚えること)
- 昆明・モントリオール生物多様性枠組:2022年12月,モントリオールのCOP15第二部で採択。愛知目標の後継で,2030年までに損失を止めて回復に向かわせる。23のグローバルターゲットがある(テキスト・覚えること)
- 30by30:2030年までに陸と海の少なくとも30%を,保護地域とOECM(保護地域以外で生物多様性の保全に役立つ区域)で保全する目標(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和2年度 基礎科目 I-5-2
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