令和2年度 基礎科目の一覧へ

令和2年度・基礎科目 I-5-2

生物多様性の保全

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

生物多様性条約と外来種への対策について,まちがった記述を1つ選ぶ問題です。

考え方と解き方

生物多様性条約は 1992年の地球サミットで署名が始まり,1993年に発効しました。目的は保全・持続可能な利用・遺伝資源の利益の公正な配分の3つです。

日本では外来生物法にもとづいて,国や自治体が外来種の防除(駆除)を進めています。

①:遺伝子組換え生物の国境を越える移動のルールは,カルタヘナ議定書として採択されています。適切です。

②:マングースやオオクチバスのように,在来種を追いやる外来種は実際にいます。適切です。

③:外来種の駆除は禁止されていません。「動物愛護の観点から」という言葉でもっともらしく見せていますが,法律にもとづいて防除が行われています。不適切です。

④:1992年署名開放,翌 1993年発効で合っています。適切です。

⑤:条約の3つの目的そのものです。適切です。答えは ③

覚えておくこと

  • 生物多様性条約:1992年 地球サミット(リオ)で署名開放,1993年 発効。目的は「保全」「持続可能な利用」「遺伝資源の利益の公正・衡平な配分」
  • カルタヘナ議定書(2000年採択):遺伝子組換え生物の移送・取扱いの国際ルール
  • 外来生物法(2004年):特定外来生物の飼育・輸入を規制し,防除を進める

出典:令和2年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-2(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:環境