生物多様性と条約 想定問題 1
生物多様性を守るための国際的な取決めと国内の対策に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
生物多様性条約と議定書,外来種対策の記述から,不適切なものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
条約の目的は3つです。
遺伝子組換え=カルタヘナ議定書,利益配分=名古屋議定書と結びつけます。
①:目的を「2つ」とし,利益配分を外している。利益配分は3つ目の目的なので不適切
②:利益配分(ABS)の手続を定めた名古屋議定書の説明として正しい
③:特定外来生物の規制と防除の推進は外来生物法の中身なので正しい
④:遺伝子組換え生物の越境移動のルールはカルタヘナ議定書なので正しい
⑤:署名開始1992年,発効1993年で正しい。答えは ① 目的を2つとする記述
覚えておくこと
- 目的は3つ:「生物の多様性の保全」「その構成要素の持続可能な利用」「遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分」(テキスト・覚えること)
- カルタヘナ議定書(2000年採択):遺伝子組換え生物が国境を越えて移動するときのルール(テキスト・覚えること)
- 名古屋議定書(2010年採択):遺伝資源の利用で得た利益を公正に分け合うルール(ABS)(テキスト・覚えること)
- 条約の目的は2つではなく3つ。利益の公正な配分も含まれる(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和2年度 基礎科目 I-5-2、平成28年度 基礎科目 I-5-2
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