1人当たりエネルギー 想定問題 3
国ごとのエネルギー消費を比べる指標に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
国ごとのエネルギー消費を比べる指標について,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
石油換算トン,一次と最終,エネルギー原単位の意味と,1人当たりが大きくなる条件を確かめます。
①:石油換算トンは,ちがうエネルギーを石油の熱量にそろえた単位で,1トン ≒ 42GJ。正しい
②:一次エネルギー供給量は変換の損失を含むので,最終エネルギー消費量より大きい。正しい
③:エネルギー原単位が小さいほど,少ないエネルギーで同じ経済活動をしている。正しい
④:寒い国は暖房に,広い国は移動にエネルギーを多く使うので,1人当たりは「大きく」なる(カナダやロシアが例)。「小さくなる」は逆で,誤り
⑤:インドのように人口が多い国は,国全体の量が大きくても1人当たりは世界平均を下回る。正しい。以上から,答えは ④
覚えておくこと
- 一次エネルギー供給量 = 最終エネルギー消費量 + 変換などの損失。そのため,最終エネルギー消費量より大きい(テキスト・覚えること)
- エネルギー原単位:GDP1単位を生み出すのに使ったエネルギーの量。小さいほど効率がよい(テキスト・覚えること)
- 1人当たりが大きくなる条件:寒い地域が多く,暖房にたくさん使う(テキスト・覚えること)
- 寒くて国土の広い国は,1人当たりが小さいのではなく大きい(カナダ,ロシア)(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和3年度 基礎科目 I-5-4、平成27年度 基礎科目 I-5-4
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