LNGの体積比 想定問題 3
燃料ガスを液体にして運ぶ・ためる方法に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
燃料ガスを液体にする方法について,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
気体には臨界温度があります。それより高い温度では,圧力をかけても液体になりません。
①:メタンの臨界温度は約-83℃と低く,常温では加圧だけでは液体にならない。LNG船は,ほぼ大気圧のまま約-162℃に冷やして運ぶ。「冷やさず圧力で」は誤り
②:LNGはメタンの沸点に近い約-162℃の液体。正しい
③:水素は約-253℃で液体になり,体積は約1/800。正しい
④:LPGは常温でも加圧で液体になり,家庭用ボンベに使われる。正しい
⑤:入ってきた熱で気化したボイルオフガスを,LNG船の燃料に使うことがある。正しい。以上から,答えは ①
覚えておくこと
- 気体には臨界温度があり,それより高い温度では,圧力をかけても液体にならない(テキスト・覚えること)
- メタンの臨界温度は約-83℃と低いので,常温の加圧だけでは液体にならず,冷やす必要がある。LNGは冷やして運ぶ(テキスト・覚えること)
- LPG(プロパン・ブタン)は臨界温度が高く,常温でも加圧で液体になる。家庭用ボンベに使われる。体積は約1/250〜1/280(テキスト・覚えること)
- メタンは常温の加圧だけでは液体にならない。LNGを「冷やさず高い圧力で運ぶ」としない(テキスト・ひっかけ)
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