石油・LNGの輸入 想定問題 3
日本の石油・天然ガスの輸入に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。ただし,数値は資源エネルギー庁「エネルギー動向(2026年版)」によるものとする。
解説
ポイント
石油・天然ガスの輸入について,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
LNGの性質と輸入先,原油の中東依存度の移り変わりと国どうしの比べ方を確かめます。
①:LNGは約-162℃の液体で体積が約600分の1。日本の天然ガスの輸入は全量LNG。正しい
②:豪州は2012年度から最大の輸入先で,2024年度は約4割。正しい
③:中東依存度は1987年度の67.9%まで下がり,その後ふたたび上昇した。正しい
④:2024年の中東依存度は,米国が8.1%,欧州OECDが13.6%で,日本(95.9%)よりずっと低い。「日本が低い」は逆で,誤り
⑤:日本のLNG輸入量は,2022年まで世界1位で,2023年・2024年は中国に次ぐ2位。正しい。以上から,答えは ④
覚えておくこと
- 原油の中東依存度(2024年):米国 8.1%,欧州OECD 13.6%。日本(95.9%)は主要国の中で特に高い(テキスト・覚えること)
- LNG(液化天然ガス):中東以外からの輸入が8割以上。2012年度から豪州が最大の輸入先で,2024年度は約4割(38.4%)。マレーシア 約16%,米国,ロシアが続く(テキスト・覚えること)
- 天然ガスは約-162℃に冷やして液体(LNG)にすると,体積が約600分の1になり,船で運べる。日本の天然ガスの輸入は全量がLNG(テキスト・覚えること)
- 日本の中東依存度は,米国や欧州より低いのではなく高い(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和5年度 基礎科目 I-5-3
テキスト「石油・LNGの輸入」を読む