石油・LNGの輸入 想定問題 1
次の文は日本の原油の輸入についてまとめたものである。【ア】〜【エ】に当てはまるものの組合せとして,最も適切なものはどれか。
資源エネルギー庁「エネルギー動向(2026年版)」によれば,日本の原油の自給率(原油の供給のうち国内で生産したものの割合)は長らく【エ】の水準にあり,使う原油は輸入に頼っている。2024年度の原油輸入に占める中東地域の割合(中東依存度,数量ベース)は【ア】である。中東からの原油の多くは,ペルシャ湾の出口にあたる【イ】を通って運ばれるため,この海峡の情勢は日本の石油の安定供給に大きく関わる。2024年度の輸入量の上位は【ウ】である(UAEはアラブ首長国連邦)。
アイウエ
解説
ポイント
原油の中東依存度,海峡,輸入相手国,自給率の空欄を答える問題です。
考え方と解き方
原油の輸入について,数字と名前をセットで思い出します。
ア:約96%。2024年度の中東依存度は95.9%です。約68%は,輸入先を広げて最も低くなった1987年度(67.9%)の値です。
イ:ホルムズ海峡。ペルシャ湾の出口で,中東の原油の多くが通ります。マラッカ海峡は,インド洋から東アジアへ入る途中の海峡です。
ウ:UAEとサウジアラビアの2か国。2024年度はUAEが約44%,サウジアラビアが約40%で,クウェート(約6%)とカタール(約4%)はその次です。
エ:0.5%未満。原油はほぼ全量を輸入しています。約15%は,エネルギー全体の自給率に近い値で,原油だけの値ではありません。答えは ア 約96%,イ ホルムズ海峡,ウ UAEとサウジアラビアの2か国,エ 0.5%未満
覚えておくこと
- 日本は原油のほぼ全量を輸入。自給率は長らく0.5%未満(テキスト・覚えること)
- 原油の中東依存度は約9割:2019年度 約89.6%,2020年度 約92%,2024年度 95.9%(約96%)(テキスト・覚えること)
- ホルムズ海峡:ペルシャ湾の出口で,中東の原油の多くが通る。地政学的リスクが大きい場所(テキスト・覚えること)
- 2024年度の原油の輸入相手国:UAE 約44%,サウジアラビア 約40%で,この2か国で8割超。クウェート約6%,カタール約4%はその次(テキスト・覚えること)
類似する過去問:令和4年度 基礎科目 I-5-3、平成30年度 基礎科目 I-5-3、平成25年度 基礎科目 I-5-1
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