燃料の発熱量 想定問題 3
燃料の高位発熱量と低位発熱量に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
解説
ポイント
高位発熱量と低位発熱量のちがいについて,不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
燃料の水素は燃えると水蒸気になります。水蒸気が水に戻る時に出る熱が潜熱です。高位は潜熱を含み,低位は含みません。
①:高位発熱量は潜熱を含む。正しい
②:低位 = 高位 − 潜熱なので,低位が高位を上回ることはない。正しい
③:日本の統計は高位,IEAは低位が基準。正しい
④:水素が多いほど,できる水が多くなり,潜熱の分だけ差は大きくなる。天然ガスで約1割,石炭で数%ほど。「小さくなる」は逆で,誤り
⑤:潜熱回収型の給湯器は,捨てるはずの潜熱も使うので効率が高い。正しい。以上から,答えは ④
覚えておくこと
- 高位発熱量(総発熱量):水蒸気が水に戻る時の熱(潜熱)を含む。低位発熱量(真発熱量):含まない。高位 = 低位 + 潜熱(テキスト・覚えること)
- 水素の多い燃料(天然ガス,水素)ほど,燃えてできる水が多く,高位と低位の差が大きい(テキスト・覚えること)
- 水素が多いと,高位と低位の差は小さくならず,大きくなる(テキスト・ひっかけ)
類似する過去問:令和元年度(再試験) 基礎科目 I-5-3、平成24年度 基礎科目 I-5-2
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