PCRと遺伝子組換え 想定問題 2
目的のDNA領域を1000分子含む試料をPCR法で増やし,109分子以上にしたい。1回のサイクルごとに目的のDNAがちょうど2倍になるとき,必要なサイクルの回数の最小値として,最も適切なものはどれか。
解説
ポイント
1000分子を10億分子以上に増やすのに必要なサイクルの回数の最小値を求める問題です。
考え方と解き方
1サイクルで2倍なので,n 回で 2n 倍です。210 = 1024 ≒ 1000 を使うと見当がつきます。
- 1000 × 2n ≧ 109 より,2n ≧ 106(100万)
- 220 = 1024 × 1024 = 1048576 で,100万以上
- 219 = 524288 で,100万に届かない
- 最小の回数は n = 20。答えは ③ 20回
ほかの選択肢
⑤(30回):230 ≒ 10億倍になる回数です。最初に1000分子あるので,そこまで要りません。
覚えておくこと
- 1回で約2倍,n 回で 2n 倍。210 ≒ 1000,220 ≒ 100万,230 ≒ 10億(テキスト・覚えること)
- 回数の計算は「もとの数 × 2n ≧ 目標」を立て,210 ≒ 1000 を使って n を見つける(テキスト・解き方)
- 例:30回くり返すと 230 ≒ 10億倍になる(30倍ではない)(テキスト・解き方)
類似する過去問:令和元年度(再試験) 基礎科目 I-4-6、平成29年度 基礎科目 I-4-6
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