科学史・技術史の人物と出来事
解説
ポイント
科学史・技術史の人物や出来事について,誤っている記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
人物と業績の組合せ,年号,「日本初」を確かめます。日本人のノーベル賞は「誰が・何年に・何で」の入れかえがよく出ます。
①:適切。ハーバーは空気中の窒素からアンモニアを合成する方法(ハーバー・ボッシュ法)を確立し,ノーベル化学賞を受けました。
②:不適切。1949年に中間子の予言で日本初のノーベル物理学賞を受けたのは湯川秀樹です。朝永振一郎は1965年,くりこみ理論での受賞です。
③:適切。明治政府が初めて公式に参加した万博は1873年のウィーン万博で,ヨーロッパの日本ブーム(ジャポニスム)のきっかけの一つです。
④:適切。日本の特許第1号は明治18年(1885年)の堀田瑞松の錆止塗料です。
⑤:適切。フォードはベルトコンベヤによる流れ作業で,T型フォードを安く大量に生産しました。
- 人物が入れかわっているのは②。答えは ② 朝永振一郎の記述
覚えておくこと
- 湯川秀樹=1949年・中間子の予言(日本初のノーベル賞),朝永振一郎=1965年・くりこみ理論
- ハーバー・ボッシュ法:空気中の窒素からアンモニアを合成。肥料の大量生産を可能にした
- 1873年ウィーン万博が明治政府の初の公式参加
- 日本の特許第1号は明治18年,堀田瑞松の錆止塗料
- フォード:ベルトコンベヤによる流れ作業で大量生産
出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:科学技術史・政策