第7次エネルギー基本計画
解説
ポイント
第7次エネルギー基本計画(2025年2月)の内容について,誤っている記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
計画の基本は「S+3E」と「あらゆる選択肢を追求する」姿勢です。
この姿勢と逆のことを言っている記述を探します。
①:適切。生成AIの普及でデータセンターや半導体工場が増え,省エネを見込んでも電力需要は増える可能性が高いとしています。
②:適切。安定供給・経済効率性・環境適合性の3つのEのバランスを追求するのが基本的視点です。
③:適切。2013年度比で2035年度に60%,2040年度に73%の削減を目指すとしています。
④:不適切。計画は特定の技術に絞らず,使える技術を幅広く使ってあらゆる選択肢を追求するとしています。「選択肢を限定」は逆です。
⑤:適切。脱炭素への転換を自国の経済成長に結びつける動きが世界で広がり,投資の誘致が拡大しています。
- 計画の姿勢と逆なのは④。答えは ④ 選択肢を限定するという記述
ほかの選択肢
③(60%,73%):数字は迷いますが,第7次計画で新しく示された2035年度・2040年度の目標です。2030年度の46%とあわせて覚えます。
覚えておくこと
- エネルギー基本計画の基本は S+3E:安全性を前提に,安定供給・経済効率性・環境適合性のバランス
- 2050年カーボンニュートラルへは「あらゆる選択肢を追求」。「限定する」「一つに絞る」は誤りを疑う
- 温室効果ガス削減目標(2013年度比):2030年度46%,2035年度60%,2040年度73%
- 生成AI・データセンターの増加で電力需要は増える見通し
出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-3(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:エネルギー