プラスチックごみと資源循環
解説
ポイント
プラスチックごみと資源循環についての5つの記述の正誤の組合せを選ぶ問題です。
考え方と解き方
大きさ・量の数字と,戦略のキーワードを手がかりに判断します。
ア:誤り。マイクロプラスチックは一般に 5mm 未満を指します。10mm ではありません。
イ:誤り。2010年の推計では,発生量の上位は中国や東南アジアなどの新興国・途上国で,先進国が大半ではありません。
ウ:正しい。陸のごみが川から海へ流れ出るので,不法投棄・ポイ捨てをなくすことや清掃活動も海洋汚染の対策になります。
エ:誤り。2017年には日本の廃プラスチックの多くが中国などへ輸出され,海外でリサイクルされた量は100万トンを超えていました。10万トン未満は少なすぎます。
オ:正しい。プラスチック資源循環戦略は,3R(削減・再使用・再生利用)に再生可能な資源への代替(Renewable)を加えた「3R+Renewable」が基本です。
- 答えは ア 誤,イ 誤,ウ 正,エ 誤,オ 正
ほかの選択肢
エを正とする選択肢:中国の輸入禁止が国内で大きな問題になったのは,輸出に頼っていた量が大きかったからです。「10万トン未満」ではつじつまが合いません。
覚えておくこと
- マイクロプラスチックは 5mm 未満
- 海洋プラスチックごみの発生源は新興国・途上国(とくにアジア)が多いと推計されている
- 陸で出たごみが川を通って海に出るので,陸での対策も海洋汚染の対策になる
- 2017年まで日本は廃プラスチックの多くを中国などへ輸出していた。2018年の中国の輸入禁止で国内処理が課題に
- プラスチック資源循環戦略(2019年)のキーワードは「3R+Renewable」
出典:令和7年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-2(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:環境