リスクアセスメント指針
解説
ポイント
労働安全衛生法にもとづくリスクアセスメントの指針の内容を問う問題です。
考え方と解き方
リスクアセスメントは,危険性・有害性の特定→重篤度と可能性でリスクを見積もる→優先度を決めて措置を検討→記録,の順に進みます。
どの記述も指針に書かれた内容かを,長い文に惑わされずに確かめます。
ア:正しい。特定,見積もり,優先度,措置の検討,記録という一連の流れの説明です。
イ:正しい。災害が起きた作業や予見できるものは対象にし,平らな通路の歩行など明らかに軽いけがしか起きないものは外してよいとされています。
ウ:正しい。作業を洗い出し,決めた分類に沿って特定し,その際に疲労などの付加的な影響も考えます。
エ:正しい。負担と効果が著しく釣り合わない時を除き優先順位の高い措置をとり,重大なリスクで時間がかかる時はすぐ暫定措置をとります。答えは ア ○,イ ○,ウ ○,エ ○
覚えておくこと
- リスクは「重篤度(けがの重さ)」と「可能性(起こりやすさ)」の組合せで見積もる
- 明らかに軽微なものは調査の対象から外してよい
- 特定の際は疲労などの付加的影響も考える
- 死亡や重い障害につながるリスクで対策に時間がかかる時は,暫定措置をすぐとる
- 4つとも正しい組合せが答えになることもある
出典:令和6年度 技術士第一次試験 適性科目 II-13(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク