3つの集合と全体集合の個数
解説
ポイント
3つの集合の重なりを考えて,どれかに入るものの個数を求め,全体の個数を出す問題です。
考え方と解き方
3つの和集合の個数は,全部足して,2つずつの重なりを引き,引きすぎた3つの重なりを足し戻します(包除原理)。
全体 V は,和集合に入るものと,どれにも入らない補集合を合わせたものです。
足す:300+180+120=600
- 2つずつの重なりを引く:60+40+20=120,600−120=480
- 3つの重なりを足し戻す:480+10=490。これが A∪B∪C の個数です
- 補集合が 400 なので,V=490+400=890。答えは ④(890)
ほかの選択肢
①(600):A,B,C を足しただけの数です。重なりも補集合も考えていません。
⑤(1000):600+400 で,重なりを引いていません。
覚えておくこと
n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(A∩C)−n(B∩C)+n(A∩B∩C)
- 2つの集合なら n(A∪B)=n(A)+n(B)−n(A∩B)
- 全体の個数=和集合の個数+補集合の個数
出典:令和5年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-2-6(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:数学