LRUのページ置換
解説
ポイント
LRU 方式で主記憶(3ページ分)の中身を1回ずつ追い,ヒット(H)とミス(M)の回数を数える問題です。
考え方と解き方
主記憶にあれば H 秒で読めます(ヒット)。なければ外部記憶から M 秒かけて読み,主記憶に入れます(ミス)。
主記憶がいっぱいの時は,いちばん長く使われていないページを追い出します。中身は「古い→新しい」の順に書きます。
- 2:ミス。[2]
- 1:ミス。[2,1]
- 1:ヒット。[2,1]
- 2:ヒット。2 が最新になり[1,2]
- 3:ミス。空きがあるので[1,2,3]
- 4:ミス。いっぱいなので最も古い 1 を追い出し[2,3,4]
- 1:ミス。最も古い 2 を追い出し[3,4,1]
- 3:ヒット。[4,1,3]
- 4:ヒット。[1,3,4]
- ミスは 5 回,ヒットは 4 回なので,総アクセス時間は 5M+4H。答えは ③(5M+4H)
ほかの選択肢
④(4M+5H):7番目の 1 をヒットと数えた値です。1 は 6番目で追い出されているのでミスです。
覚えておくこと
- LRU:最も長く使われていないページを追い出す方式
- ヒットしたページも「最新」に並べ直す。これを忘れると追い出す順を間違える
- 参照のたびに主記憶の中身を書き出すと数えまちがえない
出典:令和4年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-2-3(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:情報・アルゴリズム