令和3年度 基礎科目の一覧へ

令和3年度・基礎科目 I-4-5

アミノ酸の構造と性質

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

アミノ酸の基本の形と,側鎖(R基)による性質のちがいを問う問題です。

考え方と解き方

アミノ酸は1つの炭素にアミノ基,カルボキシ基,水素,側鎖がついた形で,性質は側鎖で決まります。

ア:アミノ基と対になるのはカルボキシ基(−COOH)です。ヒドロキシ基(−OH)はアルコールなどの基で,基本の形にはありません。

イ:炭化水素の鎖やベンゼン環は水になじまないので,疎水性です。

ウ:システインの側鎖の −SH どうしが結びついて S−S(ジスルフィド)結合をつくります。硫黄(S)です。答えは ア カルボキシ基,イ 疎水,ウ 硫黄(S)

覚えておくこと

  • アミノ酸=α炭素にアミノ基+カルボキシ基+水素+側鎖
  • 側鎖が炭化水素だけ(イソロイシン,フェニルアラニンなど)なら疎水性,−OH や −COOH,−NH2 があれば親水性
  • システインとメチオニンは硫黄を含む。ジスルフィド結合(S−S)をつくるのはシステインの −SH どうし

出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-4-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:生物