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令和3年度・基礎科目 I-4-1

同位体の性質

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解説

ポイント

同位体(同じ元素で中性子の数がちがう原子)の性質について,5つの記述の正誤を判断する問題です。

考え方と解き方

元素の種類は陽子の数で決まり,中性の原子では電子の数=陽子の数です。

同位体は陽子の数が同じで中性子の数がちがうので,化学的な性質はほぼ同じです。

ア:誤り。電子の数と並びが同じなので,化学的性質はほぼ同じです。質量数のちがいは重さのちがいです。

イ:誤り。陽子の数が同じなら,中性の原子では電子の数も同じです。ちがうのは中性子です。

ウ:正しい。同位体のちがいは中性子の数です。

エ:正しい。放射性同位体には,放射線を出して別の元素に変わるものがあります(14C→14N など)。

オ:正しい。14C による年代測定が有名です。答えは ア 誤,イ 誤,ウ 正,エ 正,オ 正

覚えておくこと

  • 同位体=陽子の数が同じ,中性子の数がちがう。質量数(陽子+中性子)がちがう
  • 化学的性質は電子で決まるので,同位体どうしはほぼ同じ
  • 放射性同位体は放射線を出して別の元素に変わることがあり,14C は年代測定に使われる

出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-4-1(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:化学・材料