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令和3年度・基礎科目 I-3-5

つり下げばねのエネルギー

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解説

ポイント

ばねのエネルギーは「自然の長さからののび」で決まることを使い,いちばん下の位置でののびを求める問題です。

考え方と解き方

弾性エネルギーは U=(1/2)kx2 で,x は自然の長さからののびです(つり合い位置からのずれではありません)。

つり合い位置では,ばねの力と重力がつり合っています。

  • つり合い位置でののび:kx0=mg より x0=mg/k
  • いちばん下では,さらに振幅 a だけのびる:x=mg/k+a
  • エネルギー:U=(1/2)k(mg/k+a)2。答えは ④

ほかの選択肢

②((1/2)ka2):つり合い位置からのずれ a だけで計算した値で,もとののび mg/k を忘れています。

①(0):いちばん下で 0 になるのは速さです。ばねはのびているので,エネルギーは 0 ではありません。

⑤((1/2)ka2+mga):④を展開した時に出る (mg)2/(2k) の項が足りません。

覚えておくこと

  • ばねのエネルギーは自然長からののび x で (1/2)kx2
  • つり下げたばねのつり合い位置でののびは mg/k
  • 単振動の最下点でののびは mg/k+a,最上点では mg/k−a

出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-3-5(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:力学