令和3年度 基礎科目の一覧へ

令和3年度・基礎科目 I-3-3

有限要素のひずみ一定要素

問題文をPDFで見る

解説

ポイント

2次元の有限要素のうち,要素の中でひずみが場所によらず一定になるものを選ぶ問題です。

考え方と解き方

ひずみは変位を位置で微分したものです。変位が1次式なら,微分すると定数になり,ひずみは一定です。

節点が多いほど高い次数の式を使うので,ひずみは要素の中で変わります。

ア:節点3つ。変位は a+bx+cy の1次式で,微分すると定数。ひずみは一定です(定ひずみ三角形,CST)。

イ:節点6つ。変位は x2,xy,y2 までふくむ2次式で,ひずみは1次式になり変化します。

ウ:節点4つ。変位は a+bx+cy+dxy の形で,xy の項を微分すると x や y が残り,一定になりません。

  • 一定なのは ア だけ。答えは ①

ほかの選択肢

⑤(アとウ):四辺形は辺が4本で単純に見えますが,xy の項があるので,ひずみは要素の中で変わります。

覚えておくこと

  • 3節点三角形要素=変位が1次式=ひずみ一定(定ひずみ要素,CST)
  • 6節点三角形(2次要素)や4節点四辺形(双1次要素)は,要素の中でひずみが変わる
  • 節点を増やすと,ひずみの変化を表せる分,精度が上がる

出典:令和3年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-3-3(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:力学