電源構成と天然ガス
解説
ポイント
震災前の原子力の割合,効率のよいガス火力の方式,米国で増えた非在来型ガスの名前を問う問題です。
考え方と解き方
震災前の日本の電源構成,ガスタービンを使った発電方式,「シェール革命」の3つを思い出します。
ア:2010年度の発電電力量のうち原子力はおよそ 3 割(約 29%)でした。20 では少なすぎるので 30 です。
イ:ガスタービンで発電し,その排熱で蒸気をつくって蒸気タービンでもう一度発電するのがコンバインドサイクルです。再熱再生は蒸気タービンだけの効率の工夫で,ガスタービンは使いません。
ウ:2005年以降に米国で生産が急増し,日本も LNG として輸入を始めたのはシェールガスです。タイトサンドガスも非在来型ですが,急拡大で知られるのはシェールです。答えは ア 30,イ コンバインド,ウ シェール
覚えておくこと
- 2010年度(震災前)の原子力の割合は約 3 割。震災後は大きく下がり,天然ガス火力が増えた
- コンバインドサイクル発電:ガスタービン+蒸気タービン。熱を2段階で使い,発電効率は約 50〜60%
- 再熱再生サイクル:汽力発電(蒸気タービン)の効率を上げる工夫。ガスタービンは使わない
- シェールガス:頁岩の層にふくまれる天然ガス。米国で 2000年代後半から生産が急増(シェール革命)
出典:令和2年度 技術士第一次試験 基礎科目 I-5-4(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:エネルギー