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令和元年度(再試験)・適性科目 II-10

研究活動の不正行為

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解説

ポイント

研究活動の不正行為(捏造・改ざん・盗用など)に関する文部科学省のガイドラインについて,4つの記述の正誤を判断する問題です。

考え方と解き方

不正行為は,わざと(または著しい注意不足で)行うものです。正しい方法でやって結果が誤りだっただけなら不正ではありません。

公正さは,お金の出どころに関係なく求められます。

ア:正当な方法で得た成果が結果的に誤りだった場合は,今も不正行為には当たりません。×です。

イ:自分のお金で研究したからガイドラインを考えなくてよい,ということはありません。×です。

ウ:言葉を変えても中身が本質的に同じなら,二重投稿に当たりえます。×です。

エ:共同研究者Bの了解を得て,自分たちの論文の一部を翻訳して使っています。出典を示すなど適切に扱えば問題ありません。○です。答えは ア ×,イ ×,ウ ×,エ ○

覚えておくこと

  • FFP:捏造(Fabrication)=ないデータをつくる,改ざん(Falsification)=データを書き換える,盗用(Plagiarism)=他人の成果を断りなく使う
  • 正しい方法での誤りは不正ではない
  • 言語を変えただけの同じ論文は二重投稿に当たりうる
  • お金の出どころに関係なく公正さが必要

出典:令和元年度(再試験) 技術士第一次試験 適性科目 II-10(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:技術者倫理・リスク