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令和元年度(再試験)・適性科目 II-11

温室効果ガスと関連用語

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解説

ポイント

温室効果ガス,低炭素社会,カーボン・オフセット,カーボン・ニュートラルの意味について,4つの記述の正誤を判断する問題です。

考え方と解き方

京都議定書の温室効果ガスは,CO2・メタン・一酸化二窒素のほかに,HFC・PFC・SF6を含む6種類です(のちにNF3が加わり7種類)。

オフセットは「全部または一部」を埋め合わせる「取り組み」,ニュートラルは「全部」を埋め合わせてゼロにした「状態」です。ウとエは,この2つが入れかわっていないかを見ます。

ア:3つのみ,とありますが,HFC・PFC・SF6なども対象です。×です。

イ:排出を大幅に減らし,世界の排出量を自然の吸収量と同じレベルにして,濃度を安定させつつ豊かさを実感できる社会,という低炭素社会の説明に合います。○です。

ウ:「全部を埋め合わせた状態」はニュートラルの説明です。オフセットは「全部または一部を埋め合わせる取り組み」です。×です。

エ:「全部又は一部を埋め合わせる取組み」はオフセットの説明です。ニュートラルは全部を埋め合わせた状態です。×です。答えは ア ×,イ ○,ウ ×,エ ×

覚えておくこと

  • カーボン・オフセット=「全部または一部」を埋め合わせる取り組み
  • カーボン・ニュートラル=「全部」を埋め合わせてゼロにした状態
  • 京都議定書の温室効果ガスは3種類だけではない(CO2,CH4,N2O,HFC,PFC,SF6)

出典:令和元年度(再試験) 技術士第一次試験 適性科目 II-11(公益社団法人日本技術士会) ジャンル:社会・政策